

「ぼきんちゃん」の愛称で松山市民に親しまれている俳句甲子園自販機は、会場となった松山市の目抜き通り大街道(おおかいどう)商店街にも設置され、売上金の一部は全国高等学校俳句選手権大会の運営資金として寄与されています。当日は、俳句甲子園自販機の前で記念撮影する姿も見受けられました。ちなみに自販機の上部には俳句甲子園のPOPがつけられ、自販機の中央窓には名句が掲示されています。


今年で14回目を迎える全国高等学校俳句選手権大会は、“俳都”松山の青年会議所が発起人として始めたイベントで、現在はNPO法人俳句甲子園実行委員会が継続して大会を運営。その準備、企画、実行に関するすべてをボランティアでまかなっています。毎年公募で大会参加校を募り、予選通過校が俳句の街・松山に集結してその腕を競い合ってきました。今年度は北海道から沖縄までの25都道府県33校36チームの選手180人が参加。第10回大会から協賛企業として参画するようになったダイドードリンコでは、俳句甲子園自販機を設置して広報活動に貢献しながら、売上金の一部を寄与しています。さらに、特別賞としてダイドードリンコ賞を設けていただき、優秀作に記念品と賞品を授与。ボランティアスタッフとして大会運営にも加わってきたほか、大会関係者や参加選手のドリンクエイドステーション(飲料提供ブース)を設置して、高校生たちの熱くて静かな戦いをサポートしています。

「高校生とは思えない季節感のとらえ方や語彙力の豊富さ、そして相手校の句を鑑賞する鋭さに驚くばかり。まさに言葉の真剣勝負ですね」と話すのは視察に訪れていたダイドードリンコの須藤氏。予選でいきなり昨年の優勝校と準優勝校がぶつかる屈指の好カードに、「全国から選ばれてきた学生たちだけあって、どの句もレベルが高く、甲乙つけがたく感動しました。また大会の運営がすべてボランティアだというのもすばらしいことですよね。当社もこのような企画に協賛させていただき誇りに思います」としきりにうなづいていました。
そのボランティアの一人としてドリンクエイドステーションを切り盛りしていたダイドードリンコの森田氏も「高校生のレベルの高さに毎年感心しています」と感慨深げの様子。実は森田氏は、大会の公式ブックにも寄稿文が掲載されるなど俳句甲子園との付き合いも深く、実行委員会の方々とも顔なじみなのです。となればここはぜひ一句お願いすべきと、無理を頼んでみました。
miu越しの熱戦俳句甲子園
吹き出る玉のような汗をおさえつつ、まさに珠玉の一句となりました。