開発物語 vol.5 自販機のリユース
いつまでも衛生的で美しい皆様に親しまれる自販機を提供する

自販機の敵は、雨と風と太陽の光!

ユニバーサル自販機田舎道を車で走っているときに、長い間、風雨にさらされて汚れてしまっている自販機を目にすることがあります。屋外に設置している自販機は、年月が経つとどうしても錆びてきてしまうからです。
さらに、私達が接客部分と呼んでいる商品を選択するボタンやパネルなども、ひび割れたり変色したりします。主な原因は雨や風、紫外線や熱など。自然が相手ですから勝てるはずはありません。
そのため新しく生まれ変わる自販機には、塗装を施したり、ボタンやパネルを取り替えたりする必要があります。

寿命を縮める事故・窃盗・いたずら……

自販機管理センターに運ばれてきた自販機自販機の寿命を左右するのは、自然の力だけではありません。時として自動車がぶつかることもあります。この場合は、リユースできる可能性はとても低く廃棄処分になり鉄などの部材ごとに再利用されます。
また、窃盗やいたずらによって、想定外の力が加わり凹みや破損が生じることも多々あります。この場合もリユースすることは難しく、自販機の寿命が極端に短くなる原因の一つなのです。

親しみやすい関西弁で、大ブレイク

定期的にオーバーホールすることで自販機の寿命はおよそ10年をキープ

みなさんが目にしている自販機は、実は定期的に入れ替わっています。かつて自販機が普及し始めていた頃は、1台の製造コストが高かったため、少しでも長く使いたいという思いで、時期を決めてオーバーホールを徹底していました。外装の塗装はもちろん、部品をばらして洗浄し磨くことで、自販機の寿命はおよそ10年をキープしていました。

部品のクリーニング

2000年頃からは製造技術が進歩し自販機の製造コストが大幅にダウンしました。故障箇所への対策もとられ大掛かりなオーバーホールを必要としなくなり、塗装とボタンやパネルの交換を行ない、きれいな自販機、衛生的な自販機を常に心がけるようになりました。性能を維持するためのリユースから、美観、衛生面を重視した品質管理を目的としたリユースに変わってきたのです。

循環型社会の優等生!

自販機管理センターに運ばれてきた自販機現在でも、自販機の寿命はおよそ10年。それが長いか短いかを疑問に思われる方も多いと思います。統計によれば、パソコンは5~6年、自動車は9年ほどですから、自販機の10年もうなずける年数ではないでしょうか?
ここで、皆さんにぜひ、知っていただきたいのが、鉄やプラスチックなど製造される自販機は、廃棄されても分別され90%以上が再資源化されること。自販機は、循環型社会の優等生といえます。