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自動販売機でユニバーサルデザイン!?「ユニバーサル自販機」の機能や導入メリットをご紹介!

2023/03/15

目次

◆ ユニバーサルデザインとは

◆ ユニバーサル自販機のしくみ

◆ 企画部担当者のコメント

◆ こんなお悩みございませんか?

◆ ユニバーサル自販機の導入メリット

◆ ユニバーサル自販機に問題点はある?

◆ まとめ

 

皆さんは自動販売機にも『ユニバーサルデザイン』が取り入れられていることを知っていますか? 

「具体的にどんな工夫がされているの?」「バリアフリーと何が違うの?」

こんな疑問が浮かんでくるのではないしょうか。

 

ユニバーサルデザインとは、1980年代にアメリカのロナルド・メイス博士が中心となって提唱した年齢や障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインするという考え方です。

ダイドードリンコでも、すべての人にやさしい社会への貢献をめざして、誰もが快適に利用できるユニバーサル自販機を展開しております。

 

今回の記事では、ユニバーサルデザインの原則やユニバーサル自販機の詳細、工夫、導入メリットについてご紹介していきます!

自由研究で自動販売機をテーマに書かれる方も、是非参考にしてみてくださいね!

 

ユニバーサルデザイン自販機を導入する自治体様、企業様は増え続けています。 ダイドードリンコでは、自動販売機の設置概要をお伝えする資料から商品カタログ・サービスのご紹介など幅広い資料をご用意しています。今後の導入に向けて、自販機設置の手順や事例などを知っておきたい方は、ぜひダウンロードしてください。

 

 

ユニバーサルデザインとは

 

 

ユニバーサルデザインの定義

ユニバーサルデザインとは年齢や障がいの有無にかかわらず、全ての人が使いやすいように工夫された用具・建造物などのデザイン」を意味します。一方で、バリアフリーとは「障がい者や高齢者を主な対象として、社会生活をしていく上で障壁となるものを除去する」という意味があります。

 

ユニバーサルデザインは、もっと簡単に言えば、地球上に暮らすすべての人を対象にしています 。体の大きな人や小さな人、力の強い人や弱い人、手の大きさも異なりますし、右利き・左利き……、一人ひとりのあらゆる個性を尊重 することが、とても重要なのです。

 

バリアフリーは障がい者や高齢者など特定の対象者がいますが、ユニバーサルデザインは全ての人を対象にしている点に違いがあります。

 

「使う側の視点」を重視!

ユニバーサルデザインは、1980年代にアメリカのロナルド・メイス博士によって広められました。博士は「さまざまな人々が、いつでも、どこでも、分け隔てなく安心して使える製品を開発することが、未来をめざす製品作りの基本になる」と呼びかけ「ユニバーサルデザインの七原則」を提唱しました。

 

原則1

誰にでも公平に利用できること

原則2

使う上で自由度が高いこと

原則3

使い方が簡単ですぐわかること

原則4

必要な情報がすぐに理解できること

原則5

うっかりミスや危険につながらないデザインであること

原則6

無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること

原則7

アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

出典:国立研究開発法人 建築研究所「ユニバーサルデザイン7原則

 

「作り手の考え」が優先されていた時代に、大きな波紋を呼んだことは言うまでもありません。「使う人の立場で考えて作る」ことの大切さは、現在のモノづくりの基本になっています。


「使う人の年齢や性別などに関係なく、同じように使うことができる自販機。不安、不満、不都合を可能な限り改良し続けること」
それがユニバーサル自販機の基本概念です。

 

 

ユニバーサル自販機のしくみ

これらの原則にそって作られたのがユニバーサル自販機です!

ユニバーサル自販機とは、ユニバーサルデザインを取り入れた誰もが快適に利用できる自動販売機」のことです。

具体的にどのような工夫がされている自動販売機なのか、ユニバーサル自販機の機能を詳しくご説明していきます!

 

 

 

機能1

入れやすく、取り出しやすい金銭まわり

操作がラクに行えるユニバーサル仕様の「受け皿付きコイン投入口」「返却レバー」「紙幣挿入口」「コイン返却口」に視認性の高いイエローオレンジを採用しています。

 

機能2

低位置にも商品選択ボタンを配置

最上段にある商品選択ボタンに連動したボタンを低い位置にも設けています。小さなお子様や車椅子をご利用のお客様でも、無理なく上段にある商品をお選びいただけます。

 

機能3

商品の取り出し口の位置を高く設計

深くかがまずに商品が取り出せるように取り出し口を設計しています。

 

機能4

手すり付きテーブル

ご購入いただいた商品や荷物が置ける便利なテーブル付きです。

出典:ダイドードリンコ株式会社「自販機情報 ユニバーサル自販機

 

以下の記事では、自動販売機の具体的な設置費用を解説しているので、本格的に自動販売機の設置を検討している方はぜひ読んでみてください。

自動販売機の設置を検討されている方必見!自販機設置の流れやかかる費用 は?契約条件や注意点などを飲料メーカーが徹底解説! 

 

企画部担当者のコメント

ユニバーサル自販機は、すべての人が無理なく自動販売機を使えるように操作性・操作方法などが工夫された親切設計です。

商品の選択ボタンは最上段の選択ボタンに連動したボタンを低い位置にも設けています。これにより、小さなお子様や車椅子を利用される方でも無理なく最上段の商品を選んで頂くことができます。

そして商品の取り出し口については、腰をかがめなくても取り出すことができるように高い位置に設けています。また、コインの投入をスムーズにするために、投入口は受け皿型となっており、一度に複数投入できるようになっています。

これからも使う人の立場で自動販売機の開発を進め、多くの人にご利用いただきたいと考えています。

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

 

「多種多様な方が集まる場所へ自動販売機を導入したい」

「子どもからお年寄り、子育て世代など誰もが利用しやすい施設や環境をめざしたい」

「病院や老人ホーム、介護施設などへ自動販売機を導入したい」

 

これらのお悩みに対して、ダイドードリンコのユニバーサル自販機がお手伝いさせていただきます!

 

 

ユニバーサル自販機を導入するメリット

続いて、ユニバーサル自販機を導入することのメリットについてご紹介します!

 

多機能で利用しやすい!

上記でもご紹介させていただいたように、ユニバーサル自販機には通常の自動販売機にはない工夫がされており、機能がいくつか搭載されています。

小さなお子様からお年寄り、怪我をされている方、妊娠中の方など「誰もが」利用しやすいデザインになっています。

 

誰もが利用しやすい施設や環境をめざせる!

ユニバーサル自販機は多種多様な方が利用する施設にも導入がしやすい自動販売機です!

実際に、以下のような場所で設置されています。

※屋外への設置はできません

 

◆学校や役所などの公共施設

◆デパートやスーパーなどの商業施設

◆病院や介護施設

◆企業の食堂や休憩スペース

 

皆さんも街中でユニバーサル自販機を探してみてください!

 

 

ユニバーサル自販機に問題点はある?

誰もが安心して利用できるユニバーサル自販機ですが、設置するうえで懸念すべき問題点はあるのでしょうか?

 

結論から申し上げますと、ユニバーサル自販機だから何か問題が出るといったことはありません。

通常の自動販売機と同じく、設置できるスペースや電源が問題ないかは事前に確認が必要です。

また、自動販売機を設置する際に事前に理解しておくと安心な内容がいくつかありますので、下記に記載させていただきました。

正しく対策をすれば大きなトラブルには繋がりにくいので、事前に参考情報としてご理解ください。

 

 

 

まとめ

本記事ではユニバーサル自販機の詳細、工夫や導入メリットについてお伝えしました。

ユニバーサル自販機は、全ての人が使いやすいように工夫された自動販売機です。

見つけた際は、是非ボタンの位置の違いなどに注目してみてくださいね。

 

自動販売機の設置をご検討の方には、それぞれのロケーションに合わせて最適なご提案をさせていただきますので、是非一度お問い合せください!

自動販売機の設置に関するお問い合わせはこちら

 

ユニバーサル自販機の導入で「誰もが利用しやすい施設や環境」をめざしていきませんか?

 

 

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自動販売機の電気代はどれくらい?節電には何をすればいいの?自販機の省エネ機能を徹底解説!(企業事例あり)

 

この記事を書いた人

ダイドードリンコ株式会社 大谷

2022年入社 自販機営業企画部 所属

設置事例インタビューや関連記事の執筆を担当しています。

ダイドードリンコの自販機情報を随時お届けいたしますので、チェックしていただけると嬉しいです!

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