防災啓発を自販機で発信。クマ対策自販機で実現する、ユニークな地域安全対策!

紫波町教育委員会

2026.02.13

  • おしゃべり機能
  • 自治体・公共施設
0
今回は、紫波町教育委員会 生涯学習課 岩舘様にお話をお伺いしました!
課題 結果

クマ対策への防災意識の定着

自販機から防災啓発の音声を流すことで、町民の皆さんに注意喚起の情報が
親しみやすい形で伝わるようになった!

岩手県では近年クマの出没が増えており、紫波町においても住民の生活圏に近い場所での出没が見られることから、町としても一つの社会課題と考えておりました。自治体で見回りをしたり罠を仕掛けたりしていましたが、クマが私たちの生活圏内に入り込んでくること自体を阻止するのは難しく、従来の対策に加えた取り組みが必要だと感じていたんです。
また、以前から公民館利用者の方々より、サークル活動や歌の会などさまざまな活動の場で飲み物が必要になることから「自販機を設置してほしい」という要望が多く寄せられていました。
そんな中でDyDoさんが営業に来られ、クマ対策自販機※をご提案いただきました。必要なときにすぐ飲み物を購入できる環境を整えられる点も含め、これは二つの課題解決ができると考え導入に至りました。

※金銭投入時に「クマ出没注意!」、商品搬出時には「クマを見かけたら落ち着いてゆっくり後退しましょう!」 などのオリジナルメッセージが流れる機能を搭載した自販機
自販機から流れる音声を役場OBの方のオリジナル音声にしたところ、町民の皆さんが興味を持ってくださり親しみを感じられているようです。自販機の前に人が集まり誰の声なのかを話題にしたり、音声を聞くために立ち止まったりする光景も見られるようになりました。
子どもから高齢者まで幅広い世代の方に受け入れられており、堅苦しくなりがちな防災・注意喚起の情報が身近で親しみやすい形で伝わっている点は大きな効果だと感じています。
実際にDyDoさんの自販機を設置したことに対する感謝の声も寄せられており、クマ対策の啓発に加え、飲料の安定した供給という面でも地域にとって重要な役割を果たしていると実感しています。
 

「おしゃべり自販機」とは

購入時のご挨拶はもちろん、時間帯や季節などに対応したメッセージをおしゃべりする自動販売機です。
標準語に加えて各地の方言・外国語を搭載しているほか、ご希望に応じてオリジナルのフレーズをおしゃべりすることも可能です。

おしゃべり自販機に関する詳細はこちら

自販機を情報発信や情報伝達のツールとしても活用できる点は、他の自治体や企業にもおすすめしたいポイントです。
左から 紫波町教育委員会事務局 生涯学習課 岩舘様と中央公民館館長 俵様・DyDo営業担当 東
通常の自販機としての利便性を備えながら、クマ対策の啓発や情報発信を同時に行える点が大きな魅力だと感じています。
日常生活の中で自然に目に触れる存在であるため、無理のない形での継続的な注意喚起につながっています。
そして今回、自販機下部のパネルを紫波町オリジナルデザインにしていただき、町のLINE公式アカウントへ遷移するQRコード※を掲載しました。自販機という立ち止まりやすい場所に設置することで、見た人がその場でQRコードを読み取りやすく、気軽に登録してもらいやすいと考えています。
今後は更に町の公式アカウントの登録者数が増え、防災情報や各種通報などが迅速かつ広範囲に波及していくことを期待しています。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

 

お客様プロフィール

紫波町教育委員会 様

紫波町は岩手県のほぼ中央、盛岡市と花巻市の中間に位置し、東に北上高地、西に奥羽山脈の裾野を望み、中央部を北上川が流れる自然に恵まれたまちです。西部から北上川沿いでは全国有数のもち米をはじめ、ソバや麦が作られ、東部ではリンゴやブドウなど果樹栽培も盛んです。「南部杜氏発祥の地」として酒造業も受け継がれ、国道4号や東北道IC、鉄道3駅を有し、自然や農村と便利な暮らしが調和するまちです。

 

ホームページ