廃食用油で空を飛ぶ⁉ 全員参加型、出来ること無限のプロジェクト!Fry to Fly Project ラッピング自販機とは?

日揮ホールディングス株式会社
東京メトロ・株式会社メトロコマース

2026.03.06

  • SDGs
  • 自治体・公共施設
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今回Fry to Fly Project ラッピング自販機について、日揮ホールディングスのご担当者様、自動販売機の設置先様にお話をお伺いしました!
まずはFry to Fly Projectを運営されている日揮ホールディングス株式会社 西村様から取り組みについて深堀りさせていただきます!
ご家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAF(廃食用油より作られた航空燃料)で航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトです。
国内での廃食用油のほとんどが、海外輸出もしくは廃棄されているのが現状です。その飲食店やホテル、ご家庭などで出た使用済みの油を回収し、環境に優しいSAFにリサイクルすることで、資源循環による脱炭素社会の実現をめざしています。
化石燃料以外を原料とする持続可能な航空燃料のことで、原料には使用済みの油、木や草、都市ゴミなど様々なものがあります。従来の航空燃料と比べてCO₂排出量を大幅に削減することができ、世界中でも欧米を中心にSAFの義務化が始まっています。
日本でも国内SAF供給目標が設定されており、今後さらに需要が高まると考えています。その中でも特に廃食用油を原料とするSAFはCO₂削減効果が高く、廃食用油はSAFの優秀な原料として注目を集めています。

廃食用油      国産SAF
日揮ホールディングス株式会社では、主に石油精製やLNGプラントなどの設計・建設プロジェクトを手がけており、プロジェクトの多くは海外の案件です。 その中で私はこれまで石油精製プラントのプロセス設計を担っており、日本での石油の需要が減少している中、石油精製で培ったノウハウを生かすため石油精製と類似する技術を用いるSAFについて取り組むことになりました。
そこで立ち上げたのが日揮ホールディングス、コスモ石油、レボインターナショナルの3社共同で設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー)です。現在のSAF製造プロジェクトは欧米企業が先行しており、日本国内でのSAF供給事業を行っているのが、SAFFAIRE SKY ENERGYのみなんです。
国内唯一のSAF製造事業会社で、上記企業のパートナリングによって廃食用油の回収から製造、供給、燃料利用までを担っています。2025年には国内初となる大規模な国産SAF供給を実現しており、日本の主要国際空港で供給を開始しています。
                
                  SAF装置
Fry to Fly Projectの周知方法について検討している中、DyDoさんからFry to Fly Projectラッピング自販機についてご提案をいただきました。
プロジェクトに廃食用油を供給する事以外にDyDoさんのビジネスにも繋がり、且つFry to Fly Projectにも貢献できるという2つの要素を併せ持った素晴らしいアイデアをご提供いただいたのはDyDoさんが初めてだったので、ぜひ賛同したいと思いました。業態の違う企業様にも、プロジェクトに参画するきっかけにしていただける分かりやすい取り組みだと感じています。
プロジェクト参画企業にもFry to Fly Projectラッピング自販機をご提案いただき、各企業様で設置していただいています。
廃食用油の回収活動が各地で広がる中、SAFFAIRE SKY ENERGYで行っている“国内で唯一のSAFへのリサイクル”という価値をFry to Fly Projectを通じてぜひ皆様に知っていただきたいと思っています。
この機会に、Fry to Fly Projectラッピング自販機が持続可能な社会の実現に向けた取り組みへの理解を深めるきっかけになることを期待しております。
各地で様々な活動を行っております!
    
日揮ホールディングス株式会社 西村様、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

続いて、ラッピング自販機を設置いただいている株式会社メトロコマース 木葉様からお話をお伺いしたのでご紹介させていただきます!
東京メトログループとしてFry to Fly Projectの取り組みを推進する中で相互に協力した取り組みができないかと考えていたところ、DyDoさんよりFry to Fly Projectラッピング自販機についてご提案いただきました。
当時はFry to Fly Projectラッピング自販機の公共交通機関への設置がないということも伺っていたため、社会貢献できるというところにも魅力を感じ導入を決めました。 また、信頼できる担当の方からのご提案だったのでぜひ賛同したい!と思いました。
  
茗荷谷駅のFry to Fly Projectラッピング自販機

設置にあたっては担当の方と一緒に約半年間調整の時間を要しましたが、数々のハードルを乗り越え無事に東京メトロの管理する土地であった茗荷谷駅への設置ができた時は大変嬉しく思いました。
また駅構内に一際目立つFry to Fly Projectのラッピングで、ご利用者様の目を引くデザインで情報発信ができ、自販機を通じて社会貢献活動に参加できたことも光栄に思っております。

茗荷谷駅は学生の方の利用が多く、Fry to Fly Projectラッピング自販機を見て写真を撮られている姿をよく見かけます。
デザインで目を引くことで情報発信だけではなく飲料の購入にも繋がり、DyDoさんともWin-Winの関係が築けているのではと思います。実際に多くの方にご利用いただいていると伺っております。
Fry to Fly Projectラッピング自販機を設置することで、お客様の目に留まり脱炭素社会・循環型社会の実現に向けた取り組みの一翼を担えると考えております。ぜひFry to Fly Projectラッピング自販機が循環型社会について考えるきっかけとなっていただければ非常に良いと思います。
他の企業様や鉄道様でも、このような啓発活動がどんどん増えていくことを望んでおります。
インタビューにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!

お客様プロフィール

日揮ホールディングス株式会社 様

日揮ホールディングスは国内外の様々なプラントの設計および建設を行っています。

これまでに手掛けたプロジェクトはおよそ80カ国、2万件におよびます。

最近では日本初となる使用済みの油を原料とする航空燃料(SAF)の製造事業も開始し、脱炭素化社会の実現に貢献しています。

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