こころとからだに、おいしいものを。 ダイドードリンコ株式会社

実証!! 無料貸し出し傘は返ってくる!?

「いやー急に雨が降ってきましたね!」「ああ、傘を持っていなかったからずぶ濡れだ。おや、中川君は全く濡れていないな。」

「じゃーん!この「レンタルアンブレラ」のおかげで助かりました! 自販機の横に無料貸し出し傘を設置してくれるなんて、すごい取組みですよね! でも、借りられた傘ってちゃんと戻ってくるんでしょうか…」

「ああ、傘の返却率は…」「「レンタルアンブレラ」を発案した、なにわ営業所の本谷さんに取材してきます!」「・・・」

「本谷さん!「レンタルアンブレラ」って実際どれくらい返ってくるんですか?」

「どれくらいだと思いますか?」なにわ営業所 本谷 「うーん。30%くらいでしょうか?」「実は、返却率は70%くらいなんですよ。多くの方が、傘を借りたらきちんと返しに来てくれているんです。残りの30%もいつか返却されると信じて、社内では「長期レンタル」と呼んでいます。」

「あまり返ってきていないのではないかと思ってましたが、結構高い返却率なんですね!本谷さんは、どうして「レンタルアンブレラ」を思いついたのですか?」「自販機を通じて、日頃ダイドードリンコの飲み物を買ってくださっているお客様に恩返ししたいという気持ちがずっとありました。ある日、何か恩返しの良いアイデアがないか考えながら、家でお気に入りのワインを1本飲み干しました。その時です。自販機での作業中、急に雨が降り出して困っているお客様を見たことを思い出し、「レンタルアンブレラ」の企画が私に舞い降りてきました。」

「なるほど!「レンタルアンブレラ」は本谷さんのお客様を思う気持ちと、お気に入りのワインから生まれたんですね!」「なんか照れますね~。とことん考え、リラックスした時に良いアイデアは浮かんでくるのかもしれません。その後、社内のチャレンジ企画において提案したら、この「レンタルアンブレラ」が採用されました。まさか実現するとは思っていなかったので、チャレンジに協力してくれた営業所の上司や仲間と、この企画を実現するチャンスをくれた会社には、感謝しています。」

「「レンタルアンブレラ」は主にどのような場所に設置されているのでしょうか?」

「再び訪れる人が多い場所に設置するようにしています。例えば、繁華街などは観光客の方も多く、再び訪れる機会が少ないので返却率が低い傾向にあります。オフィス街などは同じ人がほぼ毎日訪れるので、借りた人も傘を返しやすく、そのような場所に設置するようにしているんですよ。また、鉄道の忘れ物傘を再利用して、環境へも配慮しています。この取り組みを通じて、急な雨に降られ、傘がなくて困っているお客様のお役に少しでも立つことができたら、と思っています。」

「設置場所にもそのような工夫があったのですね。そういえば、「レンタルアンブレラ」って全国で利用できるんですか?」

「2016年までは関西のみで展開していたんですが、評判がとても良かったので、2017年からは関東・愛知にまで拡大することになりました。自分の提案がここまで大規模に展開されるなんて、もう感激ですね。「レンタルアンブレラ」がより多くのお客様の役に立てることを願っています。」レンタルアンブレラ設置都道府県

「「レンタルアンブレラ」は“ダイドードリンコに関わるすべての人の幸せを実現したい”という想いがまさに具体化されたチャレンジですね!」

「…ということでした!」「チャレンジングな環境の中で、本谷さんの優しさと上司や仲間の協力で「レンタルアンブレラ」は生まれたんだな。」「そうですね。素晴らしいです! あ、そういえば、編集長が冷やしてた「デミタスコーヒー」、2本レンタルしときました。では、お疲れ様です!」「…長期レンタルになりそうだな。」