開発物語 vol.7 ノンフロン・ヒートポンプ
地球環境に貢献する先進の自販機!

ヒートポンプの原理

ヒートポンプ - 図解エアコンや冷蔵庫・自販機は、熱を移動させる物質(冷媒)が蒸発し、液体から気体に変わる時に周囲の熱を吸収する(気化熱)原理を利用して庫内を冷やしています。通常この時の熱は外部に排出されるわけですが、これを再利用するのがヒートポンプの原理です。
皆さんのご家庭にあるエアコンを思い浮かべてください。ベランダやお庭に必ず室外機が設置してあると思います。エアコンが動いているときは、室外機から熱風が吹き出ていますよね。ヒートポンプの原理は、エアコンの室外機をホットの商品を温めるための熱源に利用していると考えていただくのが、一番わかりやすいと思います。
つまり、自販機庫内の冷却時に吸収した熱を外に排出するのではなく、ホットの商品を収めている庫内に送り込み、効率よく熱を利用しているのです。

地球環境にやさしいノンフロン自販機

ノンフロン・ヒートポンプ自販機のマークフロンガスは地球のオゾン層を破壊する原因の一つといわれ、全世界で全廃が進められています。そのため、一般的な自販機の冷却ユニットには、HFC407Cというオゾン破壊係数が0のフロン類ガスが使用されていますが、地球温暖化系数1530という高い温室効果作用を持つことが近年わかりました。
そこで、オゾン層を破壊せず、しかも地球温暖化系数がフロン類に比べて微少な温室効果作用の自然冷媒を使用する安心・安全なノンフロン自販機の普及が進められています。

お客様からの要望に応えて

ノンフロン・ヒートポンプ自販機ダイドードリンコでは2007年から、ノンフロン&ヒートポンプ自販機を導入しています。その背景には、ISO14001を認証取得した環境意識の高い、ある企業のご担当の方からノンフロンで省エネタイプの自販機に対する問い合わせがあったからです。設置の場所や周辺環境を考えると、ノンフロン&ヒートポンプ自販機をご提案する機会も多くなっています。
これから、ますます地球環境に対する意識が高まり、地球温暖化の防止と省エネ対策が重要になってくると思います。わたしたちも現状に満足することなく、今よりもっと環境に優しい自販機を目指して、開発に取り組んでいきたいと考えています。