こころとからだに、おいしいものを。 ダイドードリンコ株式会社

ダイドードリンコは、自販機で缶コーヒーを中心とした飲料を販売するというビジネスモデルの特徴上、事業活動に多くの鉄資源を使用しています。「リサイクルの優等生」と称されるなどリサイクル面で優れた原料である鉄資源を中心に、「Reduce」「Reuse」「Recycle」に取り組むことで、循環型社会の実現をめざしています。

循環型社会への取り組み

自販機の再生・長寿命化

自販機の平均的な寿命は10年ほどであり、廃棄となる主たる原因が「冷却・加温ユニット」の故障です。自販機の長寿命化を図るため、ボトルネックとなっている「ユニット」の整備・入替をするとともに、現行機種に引けを取らない機能を付加して再生しています。この生まれ変わった自販機「フロンティアベンダー」を展開することで、環境負荷低減とコスト削減の両立を推進しています。

自販機の再生・長寿命化

自販機の事前選別・リサイクル

自販機には全体の約90%を構成する鉄資源のほか、配線や冷却ユニットに含まれる銅やコンピューター基板などに含まれる金など多くの希少資源が用いられています。そのため、役割を十分に果たした自販機は地球温暖化につながるフロンや環境汚染につながる蛍光灯、電池などの有害物質を回収・適正処理した後、再資源化できるものは可能な限り分別し、リサイクルしています。
※一部リサイクルが困難な廃棄物に関しては、管理型最終処分場で適正処理しています。

自販機の事前選別・リサイクル

国内最軽量缶の採用

当社の主力商品である缶コーヒーには国内最軽量のスチール缶「TULC新型缶」を採用し、185gスチール缶は31年前に比べて約50%軽量化しています。

TULC新型缶

最先端技術を駆使して実現した国内最軽量のスチール缶。
空缶製造時の二酸化炭素排出量も少なく、加工時に水を使用しないので、洗浄水処理で発生する固形廃棄物もほぼゼロと環境負荷低減を実現。

TULC新型缶
容器包装軽量化

PETボトル等の回収強化に向けて

海洋プラスチック問題および資源の有効活用への取り組みの一環として、飲料自販機への商品補充の際、自販機横の空き容器リサイクルボックスから空き容器を速やかに回収できる体制整備を進めています。
消費者の方が気持ち良く利用できる周辺美化環境を維持し、海への流出に繋がりかねないPETボトル等の散乱防止とリサイクル率の向上に努めています。

PETボトル等の回収強化に向けて グラフ

※1 自社の空き容器リサイクルボックスからの回収量÷自社商品の国内出荷量
※2 PETボトルリサイクル推進協議会公表の回収率推移より。

空き容器を迅速かつ確実に回収できるように、空き容器積載スペースを約2倍に拡大したボトル車輌を新たに開発

空き容器を迅速かつ確実に回収できるように、空き容器積載スペースを約2倍に拡大した車輛を新たに開発

従業員による環境美化活動

地域に密着したビジネスを展開している当社は、オフィス周辺の清掃活動、全国各地で実施される美化活動、ビーチクリーンアップなどに積極的に取り組み、地域の環境美化に取り組んでいます。

福岡市で開催された「ラブアース・クリーンアップ」への参加

福岡市で開催された「ラブアース・クリーンアップ」への参加

神戸市で開催された「須磨海岸クリーン作戦(ビーチクリーン)」への参加

神戸市で開催された「須磨海岸クリーン作戦(ビーチクリーン)」への参加

フードバンクへの飲料提供

サプライチェーンのきめ細かな改善を通じて、食品ロス削減に継続的に取り組むとともに、2015年よりフードバンクとのパートナーシップのもと飲料を無償提供するなど、資源の有効活用に向けた取り組みを実施しております。

<飲料提供先のフードバンク団体一覧>
 ※2019年10月21日時点

団体名 本部所在地
フードバンクあきた 秋田県
セカンドハーベスト・ジャパン 東京都
フードバンクふじのくに 静岡県
フードバンク関西 兵庫県
フードバンク福岡 福岡県

「ホワイト物流」推進運動

トラック輸送ドライバー不足など、物流をとりまく環境の厳しさは深刻化しており、CO2排出量の削減などの環境負荷低減への取り組みも重要な課題となっています。
当社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け、自主行動宣言を提出しました。
発注リードタイムの延長や荷待ち船舶・鉄道へのモーダルシフトなど、持続可能な物流の実現に向けて、今後も取り組みを強化していきます。

取組項目 取組内容
物流の改善提案と協力

・取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。

リードタイムの延長

・荷主として48時間オーダーを推進し十分なリードタイムを確保できるように調整します。

船舶や鉄道へのモーダルシフト

・長距離輸送について、トラックからフェリー、RORO船や鉄道の利用への転換を行います。この際に、運送内容や費用負担についても必要な見直しを行います。

生産計画と物流拠点の最適化

・地産地消を目指し長距離輸送の削減を推進します。

ホワイト物流推進運動について

深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的としています。トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化を通じ、女性や60代以上の運転者なども働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現に取り組む運動です。